障がい児者のスポーツ活動推進-Let’s playCPサッカー-

               

特定非営利活動法人 CPサッカー&ライフ エスペランサ 神 一世子

サッカーは、チームワークやコミニケーション学ぶことができるスポーツです。
定期的に運動することで、体力や身体能力が向上します。練習を積み重ねることで、できることが増え、自信につながります。

障がい児者がCPサッカーを行う意義

サッカーは、その活動の中に、コミニケーションについて学び、反省し、勇気づけられる場面がふんだんにあります。
また、チームスポーツとして、他者理解や協調性をはぐくみ、社会的スキルの向上や自主性、向上心を高める機会を持つことができます。
特定非営利活動法人CPサッカー&ライフ エスペランサでは、CPサッカーを通じて、体力、サッカー技術の向上だけでなく、社会参加への意欲やスキルを高めていけるプログラムを実施しています。

エスペランサの活動

エスペランサでは、スポーツ・サッカーへの参加機会を増やすことで、体力や身体能力向上とともに、社会的スキルやコミニケーション力などを高め、社会参加への意欲も高めていくことを目指しています。
現在は、CPサッカーチーム「ESPERANZA」の運営を中心に、

  • サッカーを通じて、チームワークやスポーツマンシップを学ぶライフスキルアッププログラム
  • コミュニケーションへの積極性を高めることを目的とした、外国人コーチによる英語サッカー教室
  • 傾聴力や発信力を養うコミニケーション講座

などを実施しています。

ESPERANZA

6歳から48歳までの約60名が所属し、毎週末、サッカーの練習をしています。
年長者が年少者の練習をサポートしたり、相談役になったりし、お互いにとっての成長の場となっています。

英語サッカー

外国人コーチによるサッカートレーニングにより、言葉が通じない相手とのコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の取り方や自ら積極的にコミュニケーションを取ることを体験するプログラムです。

ライフスキルアッププログラム

仲間への声のかけ方、コミュニケーションの取り方、チームワークの重要さやフェアプレーの精神等を体験するサッカーのトレーニングを行うプログラムです。
目標設定や自己分析なども行い、内面からの成長を促しています。

コミュニケーション講座

「相手の話を聞く」「相手の話を理解する」「自らの意見を発信する」など、コミュニケーション力を高めるプログラムです。

お問い合わせ先
特定非営利活動法人 CPサッカー&ライフ エスペランサ

住所:神奈川県川崎市幸区南加瀬3-4-3-202

電話:044-204-4552

障害者の余暇と就労の充実に向けて

これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。

これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。

コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
CMU Holdingsの想い(グループ会社サイトへ移動します)